2015/04/27

プリペイド方式のみで乗車可能な路線バス登場

ヤンゴン市内を走るバスは以前よりプリペイド方式(iPay)を導入してる路線はあったが、車内で料金を徴収する方式と併用していたため、プリペイド方式はほとんど使われることがなかった。しかし、車内で料金を徴収する方式では通常料金より多く請求されたり、お釣りがなかったりと問題も多かった。

427日付Myanma Alinnによると、52日からヤンゴン市内でスーレーを経由してアウンミンガラー長距離バスターミナル方面の区間を、そのiPay でのみ乗車できるバスを運行するという。バスは全25台で運行し、ITS方式のオンラインによって中央管理するという。路線の名前は「SRT1)」で、韓国製の車両を使用し、定員50人まで、エアコンと車内監視カメラ付きだ。

運賃は区間で分けられ、50から200チャットまで。前のドアから乗車して後ろのドアから降車する。プリペイドカードはバス停で販売するほか、今後は車内販売も計画しているとのこと。

2015/04/02

ミャンマー産コーヒー豆

ミャンマーではお茶や紅茶とともにコーヒーも好まれ日常的によく飲まれている。たいていはミルクと砂糖や練乳をたっぷり入れて甘くして飲むのだが、かつて産地の喫茶店でコーヒーを頼んだとき、ライムが一緒に出てきたことがある。連れの勧めで少しの砂糖を入れてライムを絞って飲んでみたところ、意外と爽やかで美味しかった。ミャンマー産のコーヒー豆はメーカーによってかなり味や品質にばらつきがあると素人ながら感じているが、中にはけっこういけると思うものもある。

日本にはほとんど出回っていないミャンマー産コーヒー豆だが、42日付Myanma Alinn に記事がでていた。記事によると、シャン州南部で産した挽き豆を中国へ3月に70トン出荷し、あと30トンの出荷予定もあるとのことで、日本へも、機械で皮を取った未乾燥の豆を4月初めに20トン試験的に送る予定があるとのことだ。

これまで産地ではたいてい慣習的なやり方でコーヒー豆を自然乾燥させたり、挽いたりしていたため、外国から豆は好まれるものの、生産の技術が弱く需要は低かったという。しかし現在、生産販売者団体が栽培計画を立て、技術を広め、機械化などを行ったおかげで、生産品質が向上し、外国からの引き合いが来るようになったらしい。

また、アメリカよりU.S AID(米国国際開発庁)と味および品質の評価をする担当者がチェック項目に従って評価を行ったところ、標準を上回り84点を獲得することができ、国際的にも受け入れられるレベルであることが分かったとのことだ。