2013/08/23

ヤンゴンのダウンタウン海岸部、冠水

現在、ミャンマーは雨季にあたる。11月から4月まではほとんど雨が降らないが、5月から10月の半年は集中的に雨が降る。降水量は8月のヤンゴンで500ミリほどだ。降り方はしとしとと降るのではなく、ゲリラ豪雨のような雨が日に何回も襲う。

当然それだけ降れば冠水もする。ヤンゴン市内の地形は起伏があるため、大雨が降れば必ず冠水するところや、全く影響のないところがある。海岸部は大潮のときとくに冠水しやすい。823日付のMyanma Alinnにダウンタウンの海岸部が膝上ぐらいまで冠水してる写真が載っていた。調べてみると現在ちょうど大潮だった。 

冠水のニュースは各地から毎日のように伝えられている。乾季は水が足りず、雨季は冠水する。雨の降る降らないが1年でくっきり2つに分かれ、降るときは大量に降るので雨水のコントロールは難しい。

2013/08/22

ヤンゴンの長距離バスターミナルに到着ゲートがオープン

821日付Myanma Alinnによると、アウンミンガラー長距離バスターミナルはイラワジ管区を除くミャンマー全土13地域を結ぶ最大の長距離バスターミナルで、毎日600便が発着しているという。 そこにミャンマーで初となる長距離バスの到着ゲートがオープンしたらしい。

広さは1.42エーカー(約5,700平米)で、ヤンゴン市発展開発委員会と民間企業とのBOT方式により5億チャット(約5千万円)余りをかけて約6ヶ月で建設されたとのこと。その民間企業が運営を許可された期間は17年間という。 

以前は各路線を運行する会社のブースの前にそれぞれのバスが発着し、長距離バスから降りてくる客を求めるタクシーや物売りが加わり、広いターミナル中が混沌としている状態だった。しかも道路は舗装されておらず、雨の多い雨季は泥に悩まされた。 

しかし、今回オープンした到着ゲートは屋根付きで舗装もされている。停車レーンは5つあり、各レーンに6台ずつ、計最大30台が停車できるとのこと。 

セキュリティー用監視カメラ、有料トイレ、銀行やATMも設置され、無料のWi-Fiサービス、チップ制のポーターもおり、ハイクラスな旅は飛行機だけではないと担当者はいう。 

近年、長距離バス会社も新しい車両を次々と導入しており、今回ターミナルが一新されて、長距離バスの旅が更に快適になったようだ。

2013/08/14

ヤンゴンのシュエダゴウン・パゴダ周辺、高さ規制

812日付Myanma Alinnによると、ヤンゴン発展委員会はヤンゴンのシュエダゴウン・パゴダ制限区域ではシュエダゴウン・パゴダよりも高い建物を建設してはならないとし、その制限区域も規定しなおしたと発表したそうだ。

これにより、制限区域内の高さは190フィート(約58m)以下になったとのこと。現在、この規制に関連して検討すべき建物の建築許可申請は31棟あるという。

2013/08/04

ヤンゴン市内700以上の工場、汚水処理システムの設置なければ3ヶ月間一時操業停止へ

83日付Myanma Alinnによると、ヤンゴン市内24ヵ所の工業地帯にある3,561工場のうち、水を使用している2,371工場から排水のサンプルを採り検査したところ、700以上は汚水浄化システムを設置する必要があるということが分かり、先月7月に当該工場へ通知したそうだ。

設置期限は9月迄で、もし設置しなければ10月から3ヶ月間の一時操業停止処分となる。その一時操業停止期間中に汚水浄化システムを設置しなければ工場閉鎖処分の可能性まであるという。

ヤンゴン市内の工業地帯にある工場の多くは、縫製業、エビ・魚用保冷倉庫、製材業、酒造業、伝統薬製造業などとのこと。