2015/03/24

中小企業の法人登記の多くが非正規ルート

324日付Myanma Alinnによると、現在は中小企業の勢いある成長が必要とされているところであるが、ミャンマー投資委員会(MIC)を経由する正規ルートでの法人登記が少ないということをMiCが伝えたという。

ミャンマー国内で事業を行っている中小企業、約126千社の大多数が正規にMICを通して登記せず事業を行っており、工業地帯でも一部見られるとのことだ。

現在ミャンマーにおける企業の中で中小企業は99.4%を占めているという。地方の例を見ると、カチン州では大企業46社に対し中規模企業138社、小規模企業1,132社、カヤー州では大企業16社に対し中規模企業280社、小規模企業102社が登記しているとのこと。

現時点で中規模企業の登記が最も多い地域はマンダレー管区で2,376社あり、小規模企業は3,978社、ヤンゴン管区は中規模企業1,830社、小規模企業1,994社、エーヤーワディー管区は中規模企業616社、小規模企業は最も多く4,774社であるとのこと。ちなみに、これらの非正規ルートによる登記の割合は示されていない。

中小企業はミャンマー投資委員会で正規に登記をすると、開始5年間の免税と事業に関わる機械購入の免税を受けることができる。また、貧困減少につながる中小企業の成長を促すために事業資金の貸付も行うなど、資金面の支援もしているが、MICを通さない非正規ルートでの法人登記が多くの企業で行われているのが現状のようだ。

2015/03/21

ミャンマーブランドとして初のタブレット端末

321日付Myanma Alinnに、ミャンマーブランドとして初めてとなるタブレット端末が紹介されている。名前は「be Tablet 10」で、KMD Companyがマイクロソフトやインテルの協力を得て生産し、310日に発表したとのこと。

スペックは次のとおり。ディスプレイ10.1インチ、厚さ0.4インチ(≒1cm)、表面にカメラ2メガピクセル(=200万画素)、裏面にカメラ5メガピクセル(=500万画素)、メモリー2GB、ストレージ32GB64GBまで拡張可能、タッチスクリーンを同時に10本の指で操作できるとともに、キーボードを接続してノートブックとしても使用できるとのこと。

またOSWindows 8.1 Quad Core Proccessorを搭載し、ミャンマー語入力システム、1年間ライセンス付きOffice 3651ヶ月60分間通話可能なSkype Credits1年間無料 、マイクロソフトCloud Strage 1TB1年間使用権が含まれている。価格はキーボード付き3G通信のもので299米ドル、キーボードも3G通信も付いていないもので259米ドルぐらいの価格で販売するという。

2015/03/09

ツバメの巣、採取事業が好調

ヤンゴン空港の免税店でツバメの巣が売られているのを目にした方もいるかもしれないが、ミャンマーでもツバメの巣が採れる。39日付Myanma Alinnによると、ミャンマー南部のモン州においてツバメの巣を採取する事業が好調とのことだ。

モン州のある村ではツバメ(アナツバメ)用の簡単な小屋を建てて自由に出入りできるようにし、小屋の中に作った巣を半年に1回採取するらしい。価格は換算して約1.6kgあたり1020万円ぐらいで、1回につき1.63.2kgぐらいが採取できるという。採取したツバメの巣は州内の都市を経てタイ国境の町へと売られて行くらしい。現在は2つの村で5人ほどが行っているだけだが、うまく行っているとのこと。