2012/09/23

ISBNコード登録が可能に

ミャンマーで出版される書籍にもISBNコードの登録ができるようになった。(923日付Myanmar Ahlinミャンマー語版)

ISBNコード(International Standard Book Number)は世界共通の番号で、書籍ごとに付与されている。日本でも書籍を流通させるには、このISBNコードとJANコードの登録を要求される。書籍の裏表紙や奥付に印刷されているあの数字やバーコードのことだ。

ミャンマーで出版された書籍が世界で流通できなかった物理的な要因は、このコード登録ができないことにあると私はつねづね思っていた。それが今回ようやく登録が可能になり、ミャンマーの書籍も検索、流通が容易になる。

2012/09/20

NTTドコモがミャンマーでローミングを開始

これまで日本の携帯電話各社はミャンマーへのローミングを行っていなかったが、919日より先ずNTTドコモが開始したとのこと。

ミャンマーでの着信: 220/
ミャンマーからの発信: 
    (日本、その他の国向け)280/
    (ミャンマー国内)80/

SMS:不可
対応ネットワーク:3GGSM

それにしても高い・・・。

NTTドコモ:http://www.nttdocomo.co.jp/service/world/roaming/area/view.html?country=4140000&term= )

2012/09/08

安全上、外国人の立ち入りを制限する地域

ホテル観光省からの情報によると安全上の理由で、以下の地域へ外国人の立ち入りを当面認めないとのことだ。ヤカイン州のシットェー、ミャウッウー、ウェーターリー、マハムニ・パゴダ、シャン州のマインラー。ヤカイン州は数ヶ月前から宗教対立が表面化している。

これまで外国人旅行者の立ち入りが認められていない地域は、モゴック、ネーピードー(ビジネス目的では可)、ピンマナー、レーウェー、タッコウン、カチン州、バモーなどであった。(ミャンマータイムズ97日付ミャンマー語Web版)

2012/09/06

外国投資法改正法案の修正状況

ミャンマーでビジネスチャンスを伺う企業にとっては関心の高い外国投資法の改正であるが、なかなか議会を通過しない。

ミャンマータイムズ93Web英語版によると、現在行われている修正は、農業、漁業、畜産、製造の一部を含む、重要13分野に対する外資の参入を規制するものだそうだ。13分野に関しては外資比率を49%に抑え、ミャンマーのパートナー企業は比率を過半数以上とすること、事業開始の資本金額を外資は5百万米ドルから8百万米ドルとし、ミャンマーのパートナー企業は少なくともその資本金に応じた額とすることが含まれているらしい。

ジェトロも驚きを隠せないようだが、この改正にあまり大きな期待を寄せない方が良いかもしれない。

2012/09/02

洪水被害

ミャンマーの季節は乾季と雨季に分かれ、雨季は5月ごろから10月ごろまで約半年間続く。今年の雨量は平年より多いようだ。ヤンゴンでは毎日毎日呆れるほどの土砂降りとなり、気温は太陽が出ていない分だけ涼しいが、湿度が半端でない。洗濯物はすっきり乾かないのでアイロンが生活必需品となる。

当然それだけ雨が降れば冠水するところも出てくるし、河も氾濫する。ヤンゴンは比較的、冠水しても水の引きが早いが、ヤンゴンから近いバゴーやバテインなどの都市では河が氾濫して水害の被害も出ている。バゴーと言えば世界最大の値釈迦で有名だが、2016年中に完成を目指すヤンゴン空港に代わる新国際空港の建設予定地のあるところでもある。空港建設計画とともに、近隣には住宅や工場などの建設も予定されている。

昨年、アユタヤやバンコクが水害にあったのは記憶に新しいが、ミャンマーの治水も悪い。タイの二の舞にならないよう、土地の開発段階で治水対策を十分にやってほしいものだ。