2014/09/30

ガソリン車より天然ガス車

ミャンマーは天然ガスを産出し輸出品目の中で天然ガスは大きな位置を占めているが、逆にガソリンなど石油製品は輸入に頼っている。ミャンマーを走る自動車の多くは日本からの中古車で、殆どがガソリン車かディーゼル車である。輸入品であるガソリンの価格はミャンマーの物価水準に比べて割高であるため、燃料消費が多い場合は自家用・商用問わず、ガソリン車から天然ガス車に改造する傾向がある。

930日付Myanma Alinnによると、現在登録されている天然ガス自動車は27,000台以上あるという。そのうちバスが2013年時点で289台とのこと。天然自動車向け天然ガスは1日につき約21百万立方フィートが販売されており、販売店数はミャンマー全土で45店、内訳はヤンゴン管区で40店、マンダレー5店とのことだ。

エーラーワディー管区にある天然ガス田から、天然ガスをさらに日産5百万立方フィート産出できるとしてヤンゴンに販売店をもう1店増やす計画を立てており、調査・検討しているという。

現在の天然ガス価格は1kgあたり約273チャット(約30円)とのこと。ちなみにガソリン価格は円換算で100/L前後ぐらいの水準だ。

2014/09/20

ミャンマーもアジア大会に参加

19日、第17回アジア大会が韓国の仁川(インチョン)で開会式が行われたが、ミャンマーもアジア大会に参加している。

920日付Myanma Alinnによると、ミャンマーからは選手69名が10種目に参加するとのこと。種目はアーチェリー、セパタクロー、射撃、ウエイトリフティング、武術太極拳、バレーボール、テコンドー、柔道、レスリング、陸上競技だ。

2014/09/19

新5千チャット紙幣発行

919日付Myanma Alinnによると、ミャンマー中央銀行は18日に新5千チャット紙幣を発行すると発表した。目的は偽造の防止、品質向上、耐久性の向上である。現在流通している2009年に導入された旧5千チャット紙幣は今後も使用可能とのこと。

ちなみに、千と5千チャット紙幣は日常よく使う紙幣であるが、旧5千チャット紙幣は以前より偽造通貨が出回っていた。

2014/09/05

ミャンマーのデング出血熱

日本ではおよそ70年ぶりにデング熱の国内感染が確認されたが、ミャンマーではその重症型のデング出血熱も珍しくない。 

95日付Myanma Alinnによると、ミャンマーでは年間1万人以上がデング出血熱に感染し、約60人が死亡しているという。大人も発症するが、3歳から8歳までの子供に多く発症しているとのこと。

2014/09/04

続報3:ヤンゴン国際空港でエボラ出血熱感染が疑われるミャンマー人を隔離

94日付Myanma Alinnによると、エボラ出血熱の疑いで病院に隔離されていた患者とその随伴者4名の検体からはエボラ出血熱ウィルスが確認されなかったとのこと。検体検査は当初の報道ではインドで行われるとのことだったが、結局はドイツに送られて検査されたようだ。患者の状態も回復し、93日に5人とも退院が許可されたという。

2014/09/02

ミャンマー観光用入国e-Visa(電子ビザ)申請開始

92日付Myanma Alinnによると、ミャンマーへ観光目的で入国する際に必要な観光用ビザの申請が91日からインターネット経由でできるようになった。28日間滞在可能な一次入国観光ビザだ。申請料金はUS$50で、onlineでクレジットカード払いができる。

申請の詳細はこちら

2014/09/01

ミャンマーの食べる茶葉も中国頼み

ミャンマーでは茶葉を発酵させた漬物のようなものを揚げたガーリックや豆、ゴマと混ぜてお茶請けにしたり、キャベツやトマトと和えてサラダのようにして食べる習慣がある。その食べる茶葉はミャンマーの家庭には常備されているのが一般的で、いわば国民食のようなものだ。

91日付Myanma Alinnで、その食べる茶葉を日本に輸出すべく交渉をしているということが紹介されていたが、それより目を引いた内容は、ミャンマー産食べる茶葉は国内消費量の約10%しかなく、他は中国からの輸入に頼っているということである。

記事によると、中国では規模が大きく機械化が進み、価格も安く3,500チャット(約1.6KG)だが、ミャンマーでは手作業で機械化が遅れているため6,0009,000チャットするという。(10チャット=約1円)