2013/03/26

小学校で牛乳を配給

ミャンマーでは給食制度はないが、326日付Myanma Alinnによると、健康増進と登校を促すため小学校で3年間牛乳を与えるとのことだ。この計画はスウェーデンに本拠を置く会社の協力により行われるとのことで、2013-14年度学期から開始される。ヤンゴン、マンダレー、ネーピードーの小学生約4万人に、毎日200mlの牛乳が与えられるそうだ。

ミャンマーでは練乳は別として乳製品をそれほど摂取しないが、乳製品が健康に良いことはメディアを通じて政府も国民教育を行っており、畜産業の振興にも力を入れている状況だ。

戦後コメ文化の日本でパンと牛乳の給食が導入され、まず子供達がパンや乳製品の美味しさを知った。子供が大人になり今や日本人はパン大好き国民となり、小麦を大量に輸入している。乳製品もすっかり日常の生活に定着した。ミャンマーでも子供達がまず乳製品の美味しさを知り、いずれ乳製品の大市場へと変わっていくことだろう。