ミャンマーで石油の販売はかつては配給制だったが、現在は民間企業が自由に販売している。配給制だった時代は石油を求めてガソリンスタンドに長蛇の列ができることは日常だったが、民営化以降はその光景は見られなくなった。
しかし7月3日付Myanma Alinnによると、その民営ガソリンスタンドに長蛇の列ができていたとのこと。原因は粗悪なガソリンを販売する業者が摘発され一時休業しているため、ガソリンスタンドの数が全体的に少なくなっているからという。
以前は一日に400英ガロン以上販売していたガソリンスタンドが、現在は6,000英ガロンまで売り上げが伸びているらしい。(いったいどれほどのガソリンスタンドが粗悪ガソリンを販売して摘発されたのだろうか・・・?)
ガソリン価格は7月1日時点でオクタン価95ガソリンが1,070チャット/L(約107円/L)、オクタン価92ガソリン880チャット/L、ディーゼル(普通)880チャット/L、プレミアディーゼル910チャット/Lだったとのこと。