8月21日付Myanma Alinnによると、アウンミンガラー長距離バスターミナルはイラワジ管区を除くミャンマー全土13地域を結ぶ最大の長距離バスターミナルで、毎日600便が発着しているという。
そこにミャンマーで初となる長距離バスの到着ゲートがオープンしたらしい。
広さは1.42エーカー(約5,700平米)で、ヤンゴン市発展開発委員会と民間企業とのBOT方式により5億チャット(約5千万円)余りをかけて約6ヶ月で建設されたとのこと。その民間企業が運営を許可された期間は17年間という。
以前は各路線を運行する会社のブースの前にそれぞれのバスが発着し、長距離バスから降りてくる客を求めるタクシーや物売りが加わり、広いターミナル中が混沌としている状態だった。しかも道路は舗装されておらず、雨の多い雨季は泥に悩まされた。
しかし、今回オープンした到着ゲートは屋根付きで舗装もされている。停車レーンは5つあり、各レーンに6台ずつ、計最大30台が停車できるとのこと。
セキュリティー用監視カメラ、有料トイレ、銀行やATMも設置され、無料のWi-Fiサービス、チップ制のポーターもおり、ハイクラスな旅は飛行機だけではないと担当者はいう。
近年、長距離バス会社も新しい車両を次々と導入しており、今回ターミナルが一新されて、長距離バスの旅が更に快適になったようだ。