2015/10/20

新聞、ジャーナル紙上における酒類広告の掲載を自粛要請



1020日付Myanma Alinnによるとミャンマー情報省、著作権・特許登録局は酒類の広告が若者のモラルを侵害するとして、酒類広告を掲載している新聞とジャーナル紙の責任者等を呼び、紙上に酒・ビール等の広告を掲載しないよう国家の見解として遵守するよう要請したという。

ミャンマーにはお酒を飲む場所も数多くあるが、仏教的な観点から飲酒は良くないという考え方が古くから根付いている。お酒に慣れていないせいか、ふだん温厚なミャンマー人もお酒が入ると途端に羽目をはずしたり、喧嘩に発展したりと、飲酒が絡むトラブルや事故も多い。また女性の飲酒は男性よりさらに良くないとされ、妻がお酒を飲んで帰ってきて夫と口論になり、夫が妻を刺したというニュースもよく耳にする。しかし、お酒の広告は大々的にされているのが実情で、それを抑制しようというものだ。