2015年10月21日付Myanma Alinnのよると、輸出入の不均衡により米ドルの価値が上がり、ミャンマー通貨の下落していることから、10月13日より外貨の受取所有許可を取り消した上で、10月19日から許可類を再交付していると中央銀行が伝えた。なお、外貨受取所有許可は11月30日を期限として事業者は返上しなければならない。
昨年度は輸出が8,810百万米ドル、輸入が9,834百万米ドルで、約10億米ドル不足したという。この規制により、ミャンマー通貨の上昇を期待できるとする声もあるが、インフレを招くとの危惧もあると伝えている。
これまでミャンマーでは例えばホテル観光業や免税店、航空業などの分野で、米ドル払いのみ、もしくは米ドル払いも可とするところがあったが、それらが現地通貨払いとなる。そのため旅行者は前以って外貨を現地通貨に両替しておく必要がある。