2012/11/04

籐の輸出、製品より素材が好調

ミャンマーの籐業界組合組合長によると、籐製品の業界は家内工業的に行える業界のため、貧困削減策のひとつとなり、素材よりも製品を優先すべきとするが、籐の海外への輸出が製品より素材が伸びているという。

籐製品を木製品などと輸出する場合、森林省が検査を行うため、輸出に時間がかかる問題を解決する必要があるとのこと。需要のある国外へ輸出するには納期に間に合わなければ他国との競争に勝てない。籐の産出国はミャンマーの他、ASEANではマレーシアとインドネシアだ。

インドネシアは今年1月から籐素材の輸出を禁止し、製品のみの輸出を行っている。ミインドネシアは籐製品を年間5億ドルを輸出するがミャンマーは1~2千万ドルしかないと籐の専門家はいう。

4月から10月までの籐素材の国外輸出は3千トン余り。製品は30トンしかなかったそうだ。籐素材の多くは中国向けで、次に多いのがバングラデシュとのこと。(11月2日付Myanma
Alinnミャンマー語版)