2013/05/04

乾季最後の時期、水不足続く

ミャンマーの季節は乾季と雨季に大きく分かれる。乾季の前半は涼季で後半は暑季だ。つまり乾季で川の水や井戸が干上がるころに最も暑い時期を迎える。今がその暑季である。

場所によっては日中、40度を越えるところもあり、当然のことながら毎年この時期になると水不足が起きる。新聞紙上でも毎日のように水不足を伝え、政府や民間有志からの無償給水が行われている。 

54日付のMyanma Alinnによると、水不足の地域は特に暑い内陸地域(ザガイン管区、マグェー管区、マンダレー管区)で8,042村、その他の州と管区で15,183村あるとのこと。合計で約23千村にも上る。 

また電力は水力発電に頼っているため、この時期は一年で最も停電が多い。やっとこのごろ雨の予報が出るようになってきたが、水不足を解消するほどにはまだ至っていない。毎日どしゃ降りが続く雨季は鬱陶しいが、この時期だけは雨季が待ち遠しい。