2013/05/01

ヤンゴン、ダウンタウンの植民地時代建物、5つ星ホテルに

ミャンマーには英領植民地時代の建物がたくさん残っている。しかしその保存状態は悪く、修復には膨大な経費がかかる。そこでミャンマー政府はこれらの建物を歴史的建築物として保存するとともに商業利用する計画を進めている。

その一環として51日付Myanma Alinnによると、ヤンゴンのダウンタウンにある合同庁舎は約5千万米ドルをかけて5つ星ホテルにするという(この入札は201112月に新聞紙上で公募され行われた)。この合同庁舎建物は1927年から1931年に建設されたそうだ。ホテルの名前はThe State Houseとし、シンガポールの会社がデザインを行う。客室239室、従業員600名以上、2年以内の開業を目指す。 

国に対する土地使用料14.4百万米ドルは2012年すでに支払い済み、開業後はホテルから得られる利益から毎月5%を国に支払わなければならないとのこと。