6月26日付Myanma Alinnによると、その抽選方式は地域によって異なり、応募資格が地域によって世帯であったり、身分証明書を持つ者であったりしているそうだ。そのため、ひとつの世帯で何個も当選してしまうと転売する者が出て、その転売価格は25,000~50,000チャット(約2,500~5,000円)にまでなるという。
1,500チャットで入手できたSIMカードが50,000チャットにまでなるというと、いい儲け話でもある。ヤンゴンの店舗で焼き飯を食べるとだいたい1,500チャットぐらいだ。当然のこと転売目的で抽選に応募する者も出てくる。昨年この格安SIMカードが登場する前はSIMカードが安くなったとはいえ20万チャット(約2万円)以上もしていたことを考えると、5万チャットの価格がつくのも頷ける。