2014/03/19

アジアハイウェイの建設工事、タイから45キロ地点に到達

アジアハイウェイ1号線(AH1)は東京を起点として福岡から韓国の釜山へ渡り、中国、ヴェトナム、カンボジア、タイ、そしてミャンマーのヤンゴン、マンダレーを通過し、インドや中東を経由してトルコのブルガリア国境まで到る、総延長約14万キロの国際道路のことだ。そのアジアハイウェイのミャンマーにおける東の入口は、カレン州にあるタイとの国境の町ミャワディーとなっている。

319日付Myanma Alinnによると、そのタイ国境の町から約45キロ内陸に入った地点(コォカレイッ)まで、工事が進んでいるという。工事はタイ企業とアジア開発銀行の協力により2003年から始まり、諸般の事情により2005年に一時中断されたが、2012年に再開され、国も農地や土地に対して補償を行ってきたとのことだ。

ちなみに、日本の国土交通省HPの「国別アジアハイウェイの状況」によると、2004年時点のデータとしてミャンマーは以下のようになっている。

総延長:3,003km
舗装区間:(2車線以上)1,472km (1車線)1,013km
未舗装区間:518km
フェリー:0
未開通区間:0
不明:0