2014/08/05

ミャンマーで日本脳炎流行

現在、アフリカでエボラ出血熱が流行していると大きく報じられているが、ミャンマーでは今年、日本脳炎が流行している。

日本脳炎は蚊が媒介するウィルス感染症だが、ワクチン接種が進んだ日本では、厚生労働省のデータによると例えば平成23年には9件ほどしか報告数されていない。しかし、ミャンマーでは蚊が媒介するデング出血熱やマラリアに加え、今年は日本脳炎も流行しているらしい。

85日付Myanma Alinnによると、流行している地域はミャンマー西部のラカイン州で、先月7月中に10歳以下の子供8人が亡くなっているという。

ちなみにラカイン州の人口は統計によってばらつきがあるが、だいたい3百万人ほどである。