2012/06/18

蚊の対策


雨季が始まると水溜りがあちこちにできる。蚊が特に多い季節になってきた。東南アジア地域に言えることだが、ミャンマーも蚊が多い。蚊が媒介する感染症で、駐在員がよく罹るのがデング熱およびデング出血熱だ。それらを媒介する蚊は都市部に生息し、朝や夕方に活動する。(デング熱、デング出血熱に関する詳しい情報は国立感染症センターのページへ

予防は先ず蚊に刺されないことなので、私は虫除けスプレーを常備しているが、汗や雨で流されてしまうのか、蚊に刺されることがよくある。

ミャンマーのレストランは外にテラス席を設けているところも多く、外で食べると気持ちいいが、蚊に悩まされることが多い。そういう時は殆どのレストランで蚊取り線香を焚いてくれるので、お店の人に「チンゼー ペー バー(蚊取り線香をください)」と遠慮せずに言おう。ミャンマー語で蚊取り線香は「チンゼー」という。棒状の一見花火のような形状のものか、日本でお馴染みのコイル状のものを持ってきて焚いてくれる。これでけっこう蚊が寄り付かなくなるものだ。

蚊の対策と言えばミャンマーでは蚊帳は欠かせない。日本ではもう見ることもなくなったが、ミャンマーでは今でも大活躍している。旅行者や高級アパートメントにお住まいの方には必要ないかもしれないが、ローカルのアパートを借りて暮らすとなれば蚊帳は重宝する。蚊帳はミャンマー語で「チンダウン」という。スーパーとか雑貨屋で手に入る。